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「GOUNN」MV 長添監督インタビュー

ウェブマガジン『white-screen.jp』で、「GOUNN」のMVの監督を務めた長添雅嗣監督さんの「GOUNN」MV制作に関するインタビューが掲載されています。
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このインタビューが掲載されている『white-screen.jp』は、国内外の映像情報を発信するウェブマガジンで、撮影方法などの少し専門的なキーワードも出てくるものの、「GOUNN」のMV制作の裏話がたくさん知ることができます。

何故、あの世界観のMVになったのか?
ソロショットのセット設定、メンバーの持ち物(注射器、歯ブラシ、櫛、糸巻き、カレーポット)の意味などの、MVのコンセプトがしれたり、撮影中のメンバーの様子についても聞かせてくれます。
特に、夏菜子の撮影秘話は必見です(^_^)

『これまでのキャリアの中で一番つらかった』と言う程、短い製作期間に膨大な作業量の「GOUNN」MV制作を乗り越えれた理由も聞けて、ただただ、『やっぱももクロだなぁ』です(´∀`*)

このインタビューを読んだ後、すぐMVを見ました。繰り返し(^_^)
お時間ある時にインタビュー記事どうぞ。


 記事リンク

white-screen.jp:仏教ワールドへいざ行かん! 5色のメタファーが乱れ飛ぶ、ももいろクローバーZ新曲MV「GOUNN」長添雅嗣監督インタビュー!!

GOUNN』MV



 感想

(記事の印象に残った所を引用してますので、先にインタビュー記事をどうぞ!)

まず、長添さんがMVの話を受ける2、3ヶ月前からモノノフだった事が凄い偶然ですね(^_^)
もはや必然、運命というべきか…(^_^;)

私が初めてGOUNNのMVを見たときは、これまでのももクロのMVでは見た事の無い世界観で、その世界の中にいる ももクロが新鮮で。

いきなりオープニングで「BIRTH O BIRTH」でも出てきた5色の飴玉が写る。
景色が進み夏菜子ソロ。
よくよく見るとちょっぴりグロテスクにも思えるものが、澄んだ空気感と艶っぽい色使いで神々しくて、それに夏菜子の強いまなざし。
アニメのオープニング風タイトルから、杏果、あーりん、しおりん、れにのソロシーンでは、規則性が掴めない小気味よいスイッチングで 目がおもしろがって釘付け。

今回、レーベルからのオーダーが「メンバーのソロのシーンを立たせる」というものでした。たしかに、最近のももクロのMVでは“あーりん(佐々木彩夏)だけの世界”みたいな演出はあんまり見ないな、なんて思いながら、ソロパートを考えていきました。wsGounn14
音楽を流してて、ピンと来た音は全部マーカーを打つ。譜面の音楽的なリズムとかではなくて、ピンときた箇所に打つんです。テンションが上がるワードみたいなのを、全部拾っていく。ぶっちゃけ、ズレてるのね、音とは。言葉拾う時もあるし、リズム拾う時もあるし。曲のその瞬間によるんです。 
長添さんのこの発言を見ると、確かに今回のようなソロシーンは、これまでなかったように思うし、上がるワードやピンときた箇所でスイッチングしているから、規則性が掴めなくて、でも音的にタイミングがズレていても気持ちよく感じたのかな。
この2点が私の中では大きくて、長添さんにとって良い事なのかは わからないけど、個人的にこのGOUNNのMVで印象に残っているのはメンバーのソロショットなんですよね(*´ェ`*)

ソロショットでは、メンバーが踊ったりワチャワチャせずに、座った状態で上半身、手の動き、表情でのパフォーマンスに特化している事もその理由の一つかもしれません。
またその表情・動きがキレイで愛らしさもあって。

夏菜子のエピソード
夏菜子ちゃんのソロの撮影時。MVって通しで撮るから、長い時は一曲分フルで半蓮華座の体勢になってもらいました、痺れるだろうし辛かったと思うんですね。
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で、風も当てたりしているから、長く回してると、髪の毛が顔にくっついちゃったり、衣装がなびいて引っかかったりと、途中でカットしたくなるトラブルが発生します。 ただ、カットして撮り直しなんてしてると撮影時間がどんどん延びてしまう。
なので本番中に「髪の毛を直して」とジェスチャーで伝えて自分で直してもらうんです。でもね、普通の演者さんだとそうした瞬間にカメラから目線がズレてしまう、そうなるとその瞬間は編集で使えないことになってしまいますね。
でも、夏菜子ちゃんは違った。「髪の毛を直して」とジェスチャーでお願いすると、カメラのレンズの奥から1mmも目をそらさずにサッと髪を直したんです。しかも自然な動きの中で髪を直してくれた。驚いたのは髪を直すだけでなく、ゆみ先生からの振付アドバイスのジェスチャーも受けていたこと。凄い集中力と視野の広さを感じました。
今まで色んな演者を撮影してきたけど、全くズラすことなくやってくれた人は初めて会いました、感動した。「こんな凄い人いるんだ」って(笑)。
この夏菜子のエピソードは、「あっ、またそーゆー(天才的な)部分、出しちゃったの?かなこ」みたいな変な感情にもなりましたが(^_^;) 、沢山の演者さんを撮ってきた長添さんに『感動した。こんな凄い人いるんだ』って言わすのは、そうとう凄いんじゃないかな。

さすが我らのリーダー…
…とか書いてる時に、
ちょうどTVから『キムチの素』のCMが!!

このタイミングで夏菜子に『ノーノー。鍋よ♡』と言われて、
小憎たらしく感じる…(; ̄Д ̄)

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長添さんが「GOUNN」制作を、作業量も多くて『これまでのキャリアの中で一番つらかった』と語る中、
この作品においては、ディテールにこだわって、全部妥協なしでやるって自分の中で決めていたから、ちょっと気になる箇所も最後まで粘るのをずっと繰り返していました。 

と言い、そこまで全力投球できたワケを…

超楽しかった(笑)。思いっきりやらせてくれるんですよね、レーベルが。女の子のグループものっていろんな事情や制限がつきもので、そういう中で作ることが大半なんです。でも、ももクロチームはそういう事情的なことは一切言わずに「監督がいいと思ったのをやってくれ」と。最初に、コンテ描いてる時にイメージしてたものを全力でやらせてくれる。絶対、それが一番のものが出来ると信じているし、なにより表現の面で薄まらないものが出来上がる。  

メンバーもキメるところはキメるし、ふざけて欲しいところではちゃんとふざけられる。両方きれいに出来るのは凄いですよ。そうめんつくったり、本人たちもきっと楽しんでやってますよね。やらされてる感がないというか。それがね、撮る側的には凄く嬉しいんですよね。疲れているはずだけど、一切出さないし、尊敬する。「カット!」って言った瞬間に「はぁー」ってなる人も多いんですけど、全然そんなことない。現場のスタッフの凄くモチベーションアップに繋がるから、最後はスタッフみんな、ももクロファンになっちゃっていました。 それに、制作のあっちこっちの部署に、大概一人くらいはモノノフがいるんですよ(笑)。だから、自ら挙手して「この仕事やりたい!」って参加しているから熱量も高くなる。 
『監督がいいと思う物を作ってくれ』って言われた側の何よりのやる気につながりますよね。
信用されてる、と感じれるし。
『やらされてる感がない』は、ほんとに関わる大人がみんな感じる事なんですね(*´ェ`*)
楽しんじゃう力が凄いんでしょうか?
ももクロの楽しんじゃう力が、見ている側の『モチベーションアップに繋がる』っていうのが、モノノフさんが『ももクロに逢いたい、見ていたい』理由なのかもしれないな、ももクロの周りに人が集まってくる理由なのかもしれないな、と長添さんのインタビューから思う事ができました(´- `*)

みなさんは「GOUNN」どのシーンが好きでしょうか?
インタビューを読んでからの「GOUNN」、良いですよね(´∀`)


 関連リンク

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