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 平田オリザ氏『ももクロファン以外の方にもお願い』

ももクロ主演映画『幕が上がる』の原作者・平田オリザ氏のブログで、“ももクロファン以外の方にもお願い” と題したブログが更新されており、この映画へ対しての自らの姿勢、決意のようなものを、熱く綴ってくれています。
是非、是非リンクより全文をご覧ください(^^)


平田オリザブログ:ももクロファン以外の方にもお願い
(一部引用)
『幕が上がる』のことを、こんなにたくさん書くのは、もちろん、本が売れれば、私の収入が増えるというのが最大の理由ですが、他にもいくつか動機があります。  
映画制作の初期の段階で、本広監督からは、現在、アイドル映画がどれほど厳しいかを、たくさん聞かされました。また、「映画っていうのは、関わっている全員が盛り上がっていないと売れないんです」という話も聞きました。演劇も同じですが、映画の方が、圧倒的にステークホルダーの幅が広いので、当然、みんなで頑張らないと、すぐに気持ちがバラバラになってしまうのだと思います。

 また、私も演劇という集団で行う芸術の世界に三十年以上生きているので、こういうときに、斜に構えたりするのはかえって格好悪いということも、重々承知しています。特に今回は、「原作者」という、現場ではなんのお手伝いもできない立場ですので、せめて、こうしてブログなどで、「私も参加してますよ!」ということを書いていきたいと思います。
(中略)

今回の、この企画は、

千人単位の動員で活動をする小劇場の世界

数万人単位の動員をするアイドルの世界

十万部単位を売る出版の世界と、全国にある書店という販売網

百万人単位で観てもらう映画の世界

一瞬を数千万人が観るテレビの世界

 それぞれが上手く連動しないと、きっとヒットしないのだと思います。

 さらに、そこに、全国2万人の高校演劇部員、そして、おそらく30万人くらいいる高校演劇のOBや家族の皆さん。さらに、これまで私が関わってきた表現教育、コミュニケーション教育の関係の皆さんにも、応援をしていただきたいです。
(全文をリンクよりご覧ください)


ホントにジンとさせられました(*´ェ`*)
最後のツイートを見ると、オリザさんがここまで熱く語るのは “なかなか見ない” そうで…
よけいに嬉しく感じます(^^)
ももクロの、本広監督の、この映画に懸けている思いが伝わったのかもしれませんね(⌒-⌒)


 関連リンク

12/13発売『幕が上がる(文庫版)
(ももクロ映画版カバー予定)
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