『幕が上がる』
平田オリザさんのブログで、映画『幕が上がる』の前売券の発売が決定した事が告知されています。
このブログの中で本日1/13夜に『幕が上がる』完成版を見ると書かれているので感想が近いうちに聞けるかもしれませんね(^_^)
先日、ご紹介したノベライズ本についても触れられています(⌒-⌒)
主宰からの定期便:『幕が上がる』映画前売り開始
あとノベライズも出るそうです。小説が原作なのにノベライズというのも変な感じですが、映画版は、またストーリーが違うので、こちらは小中学生でも楽に読めるような内容になっているのだと思います。私もまだ読んでいません。たぶん、いま作っている最中だと思います。
(中略)
同じ題名ですが、違う内容です。
まぁ、そういう点では、「原作と映画とどれくらい違うんですか?」という質問に答えるのも難しい。私としては、よく原作の雰囲気を生かして下さったと感じています。当然、小説の方が情報量が多いので、カットしている場面もたくさんあります。ただ、原作も話し言葉の雰囲気で書かれているので、そのまま台詞として使ってもらっている箇所も多くあります。私としては、本当に上手く映画化して下さったと思っています。
あと、この「新プロジェクト」っていうのは何でしょう? 私も知りません。
オリザさんも最後に綴っている『幕が上がる』公式サイトに追加されているリンク『新プロジェクト始動!?』…気になりますね…(^_^)
幕が上がる:新プロジェクト始動!?
そして おそらく、平田オリザさんが見られたであろう、本日1/13夜の試写に参加された関係者の方々の感想ツイートが少しありました…
映画「幕が上がる」初号試写観てきました。
マスコミ試写は明日からですが、これはなかなかスゴイ映画です。
30年前、自転車で高校に通学した日々、自分がどこに向かうのか不安だった頃を思い出しました。
ももクロさん主演、大当たりですよ!
— TERANISHI Naohiro (@dobitabo) 2015, 1月 13
続きです。
映画「幕が上がる」は観る人の年齢も性別、またモノノフかどうか?など、いろんな属性をも問いません。
こういうのがヒットしてほしいと願います!
— TERANISHI Naohiro (@dobitabo) 2015, 1月 13
試写に行きました。オリザさんや本広さんにお会いして元気をいただきましたが、熱がさがらない。行けてよかった!幕上がる!本当にモモクロだということ忘れてました。ぜひ、皆さん観にいって下さいね! 演劇やる学生にはぜひみてほしい!http://t.co/0ER9sRTE8h
— 矢内原美邦 (@392mikumiku) 2015, 1月 13
映画「幕が上がる」初号試写観ました。ネタばれになるようなことをこの段階で書いたらだめな気がするので簡単にひとことだけ言うと映画としてもももクロ映画としても最高の出来映え。期待していいです。黒木華がいい。でも夏菜子の演技も負けてないかも。
— 中西理 (@simokitazawa) 2015, 1月 13
また、“高校演劇” を舞台にしたこの映画に、別の意味の期待を持たれている方もいるようです…。
コメント欄より佐賀東高校 演劇部顧問の先生のこんなツイートを教えて頂きました。
「私たち」はこの映画にかけている。他力本願だけど、それが実情だ。
予告編の「部員が客席側で稽古を見ているシーン」を見て、嬉しくなった。
私も演出部員たちの横顔が好きだが、そこに光が当たるなら、安心だ。
ももクロ映画、予告編が公開 http://t.co/gXIE6SBXkR
— いやどみ☆こ~せい (@iyakos) 2015, 1月 11
“ 「私たち」はこの映画にかけている。” どういった意味がこめられた言葉なのか考えだすと…色々な気持ちが込み上げてきます…
全国の高校演劇をしている部員さん達や顧問の先生方の中に、このような気持ちも持って映画を楽しみにしてくれている人もいると思うと、嬉しいと同時に、素晴らしい作品になっていて欲しいという気持ちが増すばかりです(*´ェ`*)
(きっとなっている、とも思っている…)
さらに山梨県の高校演劇部顧問の先生のツイート…
映画『幕が上がる』の劇中劇と稽古の映像を見た。これはすごい。演出役は特に。そのまま演劇部の参考になる。みんなで見たら来年の全国の地区大会のレベルが上がる。#kokoengeki
— ナカムラ (@suchanga) 2015, 1月 9
なにしろ演出を中心にしているというのがいいですね。高校演劇の演出が主役。稽古を部員たちが見ている場面がよくてよくて。
— ナカムラ (@suchanga) 2015, 1月 13
顧問になった頃は高校演劇全国で3000校と言われてたのですが、今は2100くらい?来年期待します。
— ナカムラ (@suchanga) 2015, 1月 13
演劇・教育関係(?)の方のツイート…『幕が上がる』が公開されると、実際とは違うとか、高校演劇は勝ち負けではない、とかいう関係者の発言も出てくるかもしれません。でも、いいじゃないですか。映画をきっかけに高校演劇を気にしてくれる人が増えたら、それは素敵だと思うんです。
— Tomoyuki.Hirata (@Ah_at_Trio) 2015, 1月 10
全国大会がファーストコンタクトだった人のうちの何人かが、大会でない高校演劇、小さな所で上演する会もたくさんあることに気がついて、興味をもってくれるかもしれない。そうなったら、さらに素敵です。
— Tomoyuki.Hirata (@Ah_at_Trio) 2015, 1月 10
演劇集団キャラメルボックス 役者・大森美紀子さん高校演劇、広まれ~!“@kmotohiro: 2月28日公開の映画【幕が上がる】の予告編が公開されました!
初号試写も無事に終わって、初めて見る関係者の反応も非常に良く
これからは沢山の人に伝わるように宣伝をしていきます!!
http://t.co/CJzbo0tdEa”
— 大森美紀子 (@123mikko) 2015, 1月 9
“高校演劇” を舞台にした映画で、実際とは違う描かれ方をする事を不安に思う気持ちを持つ関係者の方々がいて、でもその想いを超えて、これをきっかけにしてでも高校演劇が広がれば…という想いを持たれている方もいるようです。
2月28日に公開される『幕が上がる』。
4月に高校に入学する新入生の部活選びに影響を与えたり…できるでしょうか(^^)
そして学生でなくとも高校演劇をより知りたくなる人が出てくる事も祈って…(⌒-⌒)
・映画『幕が上がる』予告編
関連リンク
2/13発売『幕が上がる (講談社 青い鳥文庫)』
コメント
コメント一覧 (48)
ももクロのまとめブログはもうここだけチェックしていれば十分でしょう
演劇部の顧問をされています。
いい映画だと!!最高の賛辞だな。
将来世界的な俳優が生まれるかも?
と少し思った
そこから笑顔の連鎖が起きるといいですね
これからどこまで広げられるか
本編、ちゃんと最後まで観れるかなぁ〜(;´・ω・)
待つ時間も、また楽し (´ω`)
「幕が上がる」の同時期上映「くちびるに歌を」を
同時に読破したのですが…
単純に青春小説なら「くちびる~」の方が
作品として面白い。
勿論、主観ですが。
ただ、「くちびる~」は
新垣さんを主役で撮影してるっぽいので
(宣材写真の推測ですが)
映画作品としたら分からないので、ここからは憶測ですが…
「そう」みせて原作どうりの学生主体の作品としたら映画をよく観る人は「くちびる~」を押すと思います。
これは否定的と取られるかも知れませんが…アカデミー賞まで見据えた僕、個人の推察です。
(両方、観させて頂きますけど)
どなたか詳しい人いらっしゃいますか。
派手さは無いけどすごくいい映画になってると思う
劇場版サイコパスもいい滑り出しらしい
そういえば、関西では ももいろつるべがオンエア中かな?
でも、ガッキー大好きだし、監督はスターダスト所属なので、
映画は、幕が上がると一緒になって、盛り上がることを期待してます。
これだけ、絶賛されてると今まで以上に期待しちゃう。
ますます楽しみです
清水ミチコさんはなかなか文才おありです!
清水ミチコさんの名前見つけました~(*^^*)
これをももクロが演じるなんて、モノノフとしては最高に幸せです。
ただ…高校演劇に限らないと思いますが
生声でやる場合、作品の雰囲気を伝えるのか?
それとも伝わらなければ意味がない!っと声を張り上げて、の二律背反にぶち当たってしまうのです。
正解は僕にはわからないのですが…
推測、憶測、推察、映画をよく観る人なら…
意味無いですね。
見てから決めろ!とももクロちゃんに言われてしまいますよ。
「私も演出部員たちの横顔が好きだが、そこに光が当たるなら、安心だ。」
そう、横顔なんだよ。
一生懸命さ、真剣さって横顔に出るんだよね。
「はーい、わらってー」と言われて撮る真正面からの顔よりも、
その人の素の部分が出るのは横顔のような気がする。
演技の面では、技術的に未熟な部分はあると思うけど、
人を感動させるものって、そういった技術的なものを超えたものだと思うね。
歌が上手いのに全く刺さってこない歌手が、沢山いる。
その一方で、歌が下手なのに魂を揺さぶってくる歌手もいる。
そのことを、ももクロと出会って知った。
この映画でも、ももクロ一人一人の横顔が描けてたら、いい作品になってるんじゃないかな。
スキップでお願いします。
高校演劇、厳しいようですね。原作でも特に普通の公立校の悩みが随所に出てきました。
あと、引用された記述にもあるように、原作と映画が予告編と比べる範囲でも、かなり
ストーリー等が異なるようです。原作はコミカルな要素や、怒鳴ったり灰皿とか漫画的な
アクションは殆ど無かったです。
でも、映画の出来は凄く良さそうです。予告編にあった開演1分前の”セレモニー”を、
原作を読んでから改めて見直しましたが、相対する2人の視線と部員たちの背中は、
良い演技だと思いました。2/28が今から待ち遠しいです。
映画ではどの程度影響があるか分かりませんが、劇中劇である「銀河鉄道の夜」の
演出に悩む場面が原作では肝になっているので、「銀河鉄道の夜」は再読されておくと
映画をより楽しめるかもしれません。ちなみに、「銀河鉄道の夜」は各種版がありますが、
原作では新潮文庫のものを紹介していました(岩波文庫のは版が違うので、ご注意を)。
原作を読んで、ももクリの開演前の映像の意味が、漸く分かりました。映画は尺の都合
もあるので、どの程度、あの場面の説明があるか心配な気もします。あるいは、原作を
事前に読んでおいた方が良いかも・・・。うーん。私は原作だけで止めて、ノベライズは
映画後に読もうと思っています。
舞台「幕が上がる」の内容がどのようなものになるのか発表されていませんが、個人的には
映画の中の演劇部のキャストで、本当に劇中劇の「銀河鉄道の夜」を上演してくれないかな、
と思います。いや、むしろ是非、観たいと思います。
以上、長文で失礼致しました。
劇中劇の銀河鉄道の夜は既に公開されてますよ。
原作は淡々としているので、ヒットを狙って映画化するにあたってはコミカル要素の挿入は必須だと思います。
灰皿のシーンは予告編をよく見てみると・・・っあ~!となるのではないでしょうか?
コミカルなチャイマ0が流れるのもヒントかも。
銀河鉄道の夜をももクリ前に長時間にわたり流したのは、やはり本編では全てを披露することが難しいからでしょうね。
その穴をどのように埋めてきてくれるのか?とても興味があります。
キャラメルの制作,加藤さんもももクロ好きだし,映画制作の上でもキャラメルがなんかからんでるのかな。
映画の出来次第でね。笑
「あれっ、ももクロって何人だっけ?」
という感想がでるかもしれませんね。
でも、それでいいのかもしれません。
予告編のスポット垂れ流しよりも、あれがプロモーションに一番最適だと思います。
(画面に釘付けづけになって、惹き付けられますもの…
あれだけにでも、1800円払えるなぁー)
幕が上がる卒業数年後の話か?
なんつってね
全国大会常連校以外は、どこの学校の演劇部も廃部スレスレの部員数で活動していると思います。
10年前ですら演劇部は無いと言われて、部活動として認められるために5人以上をかき集めて、
途絶えかけてた演劇部を復活させました。
復活させたところで指導者も先輩もいません。
演劇部員のバイブル「THE STAFF」を読みながら、手探りで地区大会に出てました。
おそらく少子化で生徒数も少なくなっている今は、もっと厳しい現状だと思います。
私もこの映画がヒットしてくれることをモノノフとして望んでいますし、
ももクロちゃんみたいになりたい!と高校の演劇部に部員が溢れかえることを望んでいます。
ももクロちゃんがGOUNNを唄った時から、ももクロが阿弥陀如来の化身になったので、ももクロが化身という事で合っていると思います。親鸞上人ごめんなさい。
これから、本格的に「幕が上がる」に関するレビュー記事が出てくるのでしょう。
マスコミの反応が楽しみやら怖いやら。
でも、今のところの感触では、絶賛の嵐を予想してます。
私は…仕事で無理orz
ほんとそう。見てから決めろ! それが全て。
銀河鉄道の夜の演劇だけの映像ではなく?
ももクロちゃん達と関わって欲しい方だったので、なんか嬉しい。
ご教示有難う御座います。
劇団 青年団のHP、見つけました。作・演 平田オリザの「銀河鉄道の夜」ですね。
当面の上演予定は出ていませんでしたが定番の演目のようなので、折角、
ももクロのお蔭で広がった演劇への興味ですので、機会を得て観てみたいと
思います。御礼まで。
「幕が上がる」上映舞台挨拶の全国行脚ではないだろうか?
と予想してみる、
希望も込めて(笑)
ツッツク ツッツク ツッツク コメント フォ~!