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 伊集院光 深夜の馬鹿力

昨夜放送されたTBSラジオ『伊集院光 深夜の馬鹿力』の中で、伊集院光さんが『幕が上がる』の試写を見た感想を語ってくれていました(^^)
ももクロを好きでも嫌いでもない “フラット”、平田オリザさんが “好き” という伊集院さんのストレートな感想が聞けた様に思います(^_^)
簡単に放送の流れをまとめてみましたので聞けなかった方はどうぞ(⌒-⌒)
(ほんの少し映画のストーリーに触れますのでネタバレ気になる方はストップで…)

TBSラジオ:伊集院光 深夜の馬鹿力
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・放送の流れ

(風邪を引いて体調を壊している中…)
そんな中…ももクロの新しい映画、ももクロが出る『幕が上がる』っていう、今度公開される映画があって。
で、この『幕が上がる』は平田オリザさんっていう劇作家さんが初めて書いた小説なんですよ。
これを原作にした ももクロちゃんの映画がやりますって話を聞いて。
僕は、ももクロちゃんに関してはフラットな位置なんですけど、平田オリザさんが好きなんですよ。
で、その映画のマスコミ試写がありますって、それに行ったんです。

…そしたらそれが、すげぇ青春映画で良くてさ。
もうなんか、はじまってすぐ、なんかウルッときちゃって。
俺その原作本も見てるし、先もちょっとわかったりするし、あと青春の香りがすげぇしてさ。
まわりの人が “え、もう?” って言う所で、俺はグッときて泣いちゃっててさ。

ただ、それが今思うと風邪のせいなのかどうか、わかんないんだけど。
(スタッフ笑)

そう…ももクロちゃんの映画良かったんだよね。
あれどうなんだろ?ちょっとした映画評で言うと…ももクロちゃんに対してフラットって人、どのくらいいるのかな?

(僕は)超フラットです。僕ね、ももクロちゃんの事、すごい好きになりかけたんだけど、もうテリトリーとして、もともとオテンキが売れない頃から ももクロちゃんとすごい絡んでるんですよ。
さらには、一応ジャンクでも後輩の山里くんが、すごい好きじゃん。
なんか俺の中で “好きになりたいけど人のネタ” っていう感じがあるわけ。
後から絡んでってわぁ~っていうのが…あと、オテンキの のりから…
『これ伊集院さんです。ももクロさんです』って、上から紹介されるのってのも嫌じゃん。
で俺、もともとグループアイドルはドロボウセブンのファンだから。
(スタッフ笑)
ドロボウセブンのセッチャリちゃんが好きでこの業界入ってるから。
そのへんもあって、ももクロちゃんは好きでも、嫌いでも…共演すると、まぁ~良いお嬢ちゃん達なんですよ。そのくらいの位置なの。

そこがすごい恵まれてる気がするの。

もう、“ああいうアイドル嫌い” って人もいるじゃん
ももクロちゃんだろうが、AKBだろうが、ドロボウセブンだろうが(笑)
そうなっちゃうと…(坊主憎けりゃ)袈裟まで憎いじゃないけどさ…

なんかね、超いい青春映画ですよ。
もともと平田オリザさんが小説書いた時に仰ってたんですけど…しかも僕は小説が出版される前の状態の小説を見せてもらったんで。
弱小野球部が、“甲子園に行こう” って頑張るってのと同じ形で、弱小演劇部が演劇祭を頑張る。
それでもう、そこのフォーマットで作ってるってことが見てるとよくわかるの。
あっなるほど、無名校が頑張るのに、突然 実はすごい指導者が入ってきたり、名門校から転校生がきてどうなる…チームワークはどうなってく…みたいな話だから、もう泣いて当たり前なんだけど。

見てみたいのは、途中途中ももクロちゃんのアイドル映画でもあるので、楽曲は全部ももクロちゃんの楽曲なんですよ。
でも、映画のクオリティがすごい高いから、好きな人にとっては、その楽曲である事が10倍、20倍に楽しいだろうけど、俺はどっちでもいいから。逆に言うと普通の…例えばクラシックならクラシックでやるバージョンも見てみたいかな、みたいなやつなんだけど。

たぶんそこの、ももクロちゃんに全く抵抗さえなければ……相当いけると思うんだよね。
少なくとも、“弱小野球部が勝っていくやつ良いよね” っていう感覚の人だったら……相当いくと思うよ。

やる事がなくてって日に、俺がまずやりたい事は、まずももクロちゃんの『幕が上がる』が見たいのよ。
ももクロちゃんの青春映画、うわ~女子校っていいなっていう、映画詳しい方なら『櫻の園』っていう昔の女子校映画の最高峰があって、俺の中では『櫻の園』を超えたんです、ももクロちゃんが。

女の子の評価はわかんないよ。
俺の中で、“女子校と青春ってこういうやつなんでしょ?” って思うような空想の良い所に入ってて。
ほんとの女子校の人は “そういうものじゃありませんよ” って言うかどうか知りませんけど。
来週くらい公開じゃないですか?『幕が上がる』。
あと『兵隊やくざ』よかったらご覧になって下さい(笑)

(スタッフ笑)
(「兵隊やくざ」は昔の勝新太郎さんの映画で伊集院さんが仕事の関係で見ないといけないそうです)

(『幕が上がる』話 終了)


この放送を聞いていた方が映画館へ…という事もあるかと思います(^^)
 “超いい映画”、“ももクロに抵抗がないなら相当いける” という部分が、ももクロを知らない方や、なんとなくももクロを知っているくらいの一般の方に届く事が、そういった方を映画館へ足を運んでもらうのに必要な事なんだろうなぁと感じたり…(*´ェ`*)
伊集院さんの言葉を聞いていても、相当楽しみになりました(^_^)

 関連リンク

2/14発売『Momoiro Clover Film Z 映画「幕が上がる」 ももクロ オフィシャル・フォトブック
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